遷都1300年を誇る町からfiat500乗りのUさんが京都に遊びにきてくれました。
世界遺産でもある二条城の北側で待ち合わせ。
Uさん、非常にアクティブな方でオートマイスターさん主催の「大阪チンク会」で
一度お会いしただけなのですが、お電話を頂きわざわざ京都まで来てくださいました。
お待たせしては悪いと思い、待ち合わせ時間の
30分前に二条城に着いたのですが既に到着されてました…。
黄色の車体に黒のオーバーフェンダー、更にキャンバストップはイタリア国旗カラーと
オリジナル感溢れる、陽気なドライバーとシンクロするようなfiat500です。
午後からの待ち合わせだったのですが、既にUさんは四条河原町界隈など
所謂、京都処はお一人で回ってきたらしく、それならばせっかく?なので
嵐山パークウェイに少し走りに行こうかと相成りました。
当日は嘘の様な青い空で、寂しげな桜の木も春の装いを急ぐほどの心地よい気温。
Uさんのエンジンルーム。わかりますでしょうか?メッキ仕上げでございます…。
賛否両論はあると思いますがドライバーであるUさんと、このfiat500の
トータルイメージはぴったりではないかな、というのが素直な感想です。
ただ空冷エンジンのfiat500、カウル類にメッキをかけると
どうしても熱がこもり易い。油温の上昇は顕著なようです。
パークウェイ千円分の走りを終え、程よく疲れた後は京都西陣にある船岡温泉へ。
ここは大正12年創業のお風呂屋さん。4~5台止められる駐車場もあります。
天井にある牛若丸と天狗の彫刻(ブレています)
お風呂屋さんなので写真を撮るのに躊躇しブレていますが、
脱衣場にもマジョリカタイルなどの造作が所狭しと並びます。
左右に広がる欄間は上海事変をモチーフにしたもの。このような欄間が入り口からあり、
葵祭など様々なモチーフのものが楽しめます。
走ってお風呂に入り、身も心もさっぱりしたあとは今出川智恵光院上がるの
お蕎麦屋さん「にこら」へ。町家を改装したお蕎麦屋さんです。
「蕎麦」だけだと別のお店に軍配が上がるかと思いますが、ほっこりしたい時
お酒を飲みつつ季節のものも食したい場合はこちらもアリかなと思います。
Uさんにはせっかく遠路来て頂いたのに、あまり京都の穴場らしい場所に
お連れ出来なかったかも知れません。これに懲りずまた遊んで頂ければ幸いです。