Libro #4

a0152288_13522299.jpg
ポール・フレール「新ハイスピード・ドライビング」(小林彰太郎・武田秀夫 共訳)

某基地にお邪魔した際、来年のサーキット走行についての話題になりました。
3回ほどのサーキット走行でその魅力に気付いた訳でありますが、
それまでの惰性での運転技術がサーキットに通用する訳でも無く
聞けば聞く程「基本」が成っていないことを思い知らされました。

机上の空論という言葉が示す通り「頭でっかち」になってしまっては、
何事もうまく行かないという側面もある訳ですが、私の場合は免許を取得して
17年、しっかりと走り曲がり止まる車に乗ってきて、自分から
インフォメーションを感じる取ることはせず、車側が率先してアシスト
してくれる優秀な国産車ばかり乗り継いできました。(皮肉では無く)
a0152288_144487.jpg
そのような経緯からも、まずは得意の「独学」で少しでもコンペティションな
ドライビングを理解するきっかけになればと思い、お勧めの本を購入してみました。
a0152288_14104744.jpg
著者のポール・フレール氏(2008年91歳没)は私は勿論知らなかった訳ですが
(車好きならお馴染みの方のようですね…:汗)
ベルギー人のテストドライバーでモータージャーナリストとして日本でも頻繁に
活動されていた方で、ホンダ・マツダの車両設計コンサルタントとしても
親交があった方だそうです。(Wikiより一部抜粋)
a0152288_14165527.jpg
a0152288_14174100.jpg
本の内容ですが、着座位置がもたらす操縦時の安定性から、コーナーリング時の遠心力の
加わり方、オーバーステア・アンダーステアの理論…などなど私のような素人には
多少難しい部分もありますが、論理てきかつ易しく書かれているので、少しでも
理解しようと思えば可能な範疇でもあります。更にレース時の
ドライバーの心理面へのアドバイスなどもあり、これは非常に参考になると感じました。
a0152288_1433722.jpg
ポール・フレール氏のまえがきより

〜この本を読んで欲しいのはアマチュアの人たちである。そういう人たちは、
当然のことながらモータースポーツに多くの時間を費やすことは出来ない。だから、
過去の貴重な経験の集積が与えられるなら、彼らはそれから多くのことを学び、
参加する競技が何であれ、満足すべき成績をもっと短時間で獲得出来るだろう。
(中略)
基本となる物理理論をよく理解し、レースという極限状態での車の挙動を
理論的に知ることは、いかなるドライバーにとっても運転技術の向上に
結びつき、たとえ競技に参加しない人にとっても、路上における
安全運転のため役立つに違いない。〜

まだ全てを読み切ってはいないのですが、何度か読み返して、
実践を繰り返し経験を積めばfiat 500がサーキットで根底に持つ
ポテンシャルを発揮するのに少しでも寄与出来るんではないか、という
大それた夢へのアドバイス本として、購入して良かったと思っております。
[PR]
by fotografiat500 | 2010-12-17 14:48 | パーツ