CORSA

a0152288_1404769.jpg
fiat 500と言えば現行で4代目となる訳でありますが、1代目はもとより
2代目(Nuova 500)までは「サーキット」というような、ある一面では過酷と
言われる状況で走行するとは、当初の設計思想より無かったと思います。
兄?姉?にあたるfiat 600は作りも500とは違い、非常に手の込んだものであり、
エレガントさも感じられると思います。語弊はあるかも知れませんが、
(愛情を持って敢えての表現として)その600のE/gを除く機関の「縮小コピー」
とも言えるfiat 500は、当時の技術者が様々な試行錯誤を繰り返し、
イコンとしての「Abarth 595/695」まで昇華させたのだろうと想像しています。
a0152288_1419128.jpg
ただ最初に書いた通り、当初の設計思想としては休日にドライブを楽しみ、
そして家族で移動でき、荷物も積めて更に安価で奥様も安心、というものでしたから、
その並々ならぬ苦労(醍醐味?)というのは想像に難く有りません。
私がまだ「クルマ」に全く興味が無かった90年代から2000年代初期までは、
ユーロカップ・伊那サーキットでも複数台のfiat 500が走行していたと聞きますし、
またそのクラスのカテゴリーも設定されていたと聞いたことがあります…羨ましい。

現在ではfiat 500の国内レースでの参加・走行はほぼ皆無でありますが、それとは
全く別の楽しみとして走りをダベリを共有出来る友人知人が増え、非常に
嬉しく楽しいものであり、そんな各々のfiat 500を各々の楽しみ方で
謳歌されているのを見て心底「500買って良かったなぁ」と思います:-)

私はと言えばある一つの記事がきっかけで色々と考えておりました。
(勿論楽しく妄想込みでありますが)
a0152288_2254446.jpg
Photo / まんじさん

ある意味リンク先記事の「2、いつまでも終わらぬ泥沼が待ってます。」
という文言は私にとっては非常にワクワクするものであります。
"速く走るだけがチンクの楽しみ方じゃない"という声も聞こえてきますが、
勿論ゆったりとしたツーリングや、お茶会、パートナーとの遠出も
楽しみたいと考えています。その上で、ジュリエッタにジュリア、
リトモにデルタにミニにと様々な異種混合の素晴らしい走りを見れたセントラルで、
例えそれが走行会と言えども、アドレナリンが噴き出し(ドライバーの腕はさておき)、
大衆車であった筈のfiat 500の「カワイイ」だけでは無い、走りのポテンシャルの
片鱗と可能性を感じられた体験であったことは紛れも無い事実でもありました。
それは「そうではない、オレはコレで速くなりたい!」と思うのもまた然りであります。
だから「終わらない泥沼」を楽しみに思えるのかも知れません。
a0152288_0175177.jpg
そしてCorsa=Raceの言葉が示す様に「競技・競争」でありますから、
いつかはその素晴らしい走りと、刷り込まれた走りの血統を見せてくれた
クルマに対して、卑屈な姿勢では無く大衆車として、競争を挑んでみたいものです。
全てがうまく行く訳ではありませんし、越えられない壁という現実もこれから知って
いくのだと思いますが、それも含めてサーキットを走る楽しさなのかも知れません。

+「窮鼠猫を噛む」ならぬ「窮鼠蛇を噛む」なんてことを妄想しながら:-)
[PR]
Commented by KAMEO at 2011-02-17 14:18 x
白鼠さんは方向性がしっかり定まっていて、羨ましいですね。

ワタシはまだスタートラインにも立っていません。

若い頃は給料の大半をクルマにつぎ込み、足回りを組み替え
峠道でタイムトライアルを繰り返して遊び?ましたが・・・

いかんせん、自分のドラテクの限界を知るに至り「迷い道」に。

さて、あしたはどっちだ??です(笑)
Commented by おかんの頭の頭 at 2011-02-17 18:19 x
アハハハ~蛇の毒が強かったかな!

覚悟が出来たらおいで~
是非一緒に泥沼温泉入りましょ♪

いつかジュリアより簡単に速いっとゆう理由で、サクッと乗り換えてる私があるかもしれませんが(大笑)
Commented by コニーリオ at 2011-02-17 19:33 x
すでに私は前回互角のタイムでしたから
しっぽをガリガリかじられておりますがな、
白鼠号の2倍も排気量があるハズなのにィ〜、、

よーし、こうなれば更なるおまじないを♪(秘笑)
Commented by roadking at 2011-02-17 22:48 x
今年はなんらかの形を残してくれそうですね。並ならぬ覚悟(決意)に溢れた文章には敬服いたします。攻撃的な走りが見れるのを楽しみにしております。
Commented by fotografiat500 at 2011-02-18 00:07
KAMEOさん

KAMEOさんのニューエンジンももうすぐでしょうか?
楽しみでありますね:-)
私の場合、方向性が定まっていそうで欲張りなので、
(通勤・買い物・余暇・レース)一番に思うことは、
どれもが中途半端になってしまうんでないだろうかということです。
ただやれば出来ると夢想しているところもあるので、
取りあえずは、その4つを全て楽しめる500になれば
いいなぁと思っております。その分末永く楽しめますし(笑)
峠なんかも行かれてたんですね。私も行きましたよ、
バイク(CB400F)で、ですが:-)
Commented by fotografiat500 at 2011-02-18 00:11
お頭

それはもう猛毒でしたが、70年代のアルファロメオの
広告にも使用されていた「Virus Alfa」にもかかっている様子です(笑)
お頭も仰る様に、もちろんレースですから、それなりの
準備と覚悟が出来てから追いかけ回したいと思います。
いや、遠くに走り去るお頭を眺めているのかも(笑)
一生追いつけないかもしれませんが、人生何が
起こるかわかりませんものね。楽しみたいと思います。
実は寝る前にいつも頭の中でセントラルを走っているのですが、
そのとき「だけ」はえらいスピードがでるチンクです(笑)
Commented by fotografiat500 at 2011-02-18 00:18
コニーリオさん

ほんまですか!?
ただコニーリオさん、この間足回りの変更もされて
秘密のおまじない(笑)もされるようですから、
本来のヴェローチェの息づかいに…(汗)
私はコニーリオさんがジュリエッタを手にされた
時のことは存じませんが、だいぶと様々な箇所を
改良(初期化)されたんでしょうね。
今度お会いした時にはその辺りもお聞かせください:-)

今年はサーキットでもコニーリオさんとたくさん
お会いしたいです!
Commented by fotografiat500 at 2011-02-18 00:24
roadkingさん

サーキットでもご一緒して頂けるroadkingさんの
助言はいつも有り難く思っています(本当に)
覚悟という程のものではありませんが、妄想も
今は何とかなるんで無いか、と思えるのは
主治医やroadkingさんのような同じチンク乗りの
御陰でもあります。

確かに私の性格を自身で考えてみると、
攻撃的とは言い難いような気はしますが、こと
走りに関してはその意気込み、頭に入れたいと思います。
病は気から、嘘も方便、どちらも少しニュアンスが違いますが、
攻撃的というスタンスはあまり考えなかったことであります。
自分の力量を感じ取って、そのスタンスを確立出来れば尚良いですね:-)
Commented by フォルギエリ at 2011-02-18 02:00 x
ヴァレルンガなんかでは、写真のようなチンクのレースを
良くやっているようですね。S・ポルテッロのダイジェストにも
ヴァレルンガで厳ついチンク・アバルトの一団が映っていますよ。
これは私の知識でDVDに焼く事が出来ればプレゼントしますが、、、

あそこはショートコースが取れるので、楽しいかも。
そう言えば、500にVallelungaってありましたよね。
Commented by take at 2011-02-18 10:10 x
白鼠さんの進んでいる道は、500乗りとして十分ワクワクさせてくれるものです。
これからどんな進化を遂げていくのかいつも楽しみしています。
当然、排気量でかなわない相手にも果敢に挑む感じも好きですしね。
泥沼を堪能してください。(笑)
Commented by fotografiat500 at 2011-02-18 15:13
フォルギエリさん

ヴァルレンガは今でもチンクのレースのメッカのようですね。
ほんと羨ましいです。ただ私がこのような中に飛び込んだと
すると歯止めが効かなくなり、チンクの名残はボディだけ、
というようなことになりかねないと感じます(笑)
この辺りのバランス(モディファイ)も、悩みどころな
訳でありますが、色々と相談出来る方やオマージュしたい、
と思えるセンスの良い方がいるので、結局のところ楽しんでおります。
500 Vallelungaって結局のところ仕様など不明な点も
あるのですが、ミニカーなら持っております(笑)
ポルテッロのDVDってもしや2本だてのものですか?
ぜひぜひ焼いてくださいませ・・・観たいっす!
もしフォルギエリさんが困難でしたら焼かせてくださいませ(拝)
Commented by fotografiat500 at 2011-02-18 15:19
takeさん

一緒に遊んでくださるtakeさんや、そして主治医の私に
対する根気(笑)、更にセントラルというチンクで走るには、
ギリギリちょうど良い大きさのサーキットが近場にあるという
幸運からも選択、体感出来ることだと思います:-)

これからの思惑としてはE/gの最終仕様が決まった所で、
如何に現E/gを乗りこなし、足回りの理解、走りの理解を
深められるか、という所が先決なのかもしれません。
何も解らずいきなりハイチューンなチンクで直線番長に
なるよりも様々な面で、理解を深めた上で主治医が
精魂込めて作ってくれる次期E/gを乗りこなす、
そちらの方が理にかなっていますし、豚に真珠に
ならないでカッコいいですものね:-)
まだ泥水のようですが、次第に泥の純度も高くなってきそうです(笑)
by fotografiat500 | 2011-02-17 00:22 | 独言 | Comments(12)