MADE IN FRANCE

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バラバラになったフランス製イエーガーのメーター。24V用52パイの油圧計です。
フランスのebayでどんな状態のものでよかったので、安価な24V物を取り寄せました。
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その目的はこのパーツのため。
メーターの構造としては、表からメーターリング→ガラス→そして該当パーツである
メーターカバー(勝手に命名)→メーターパネル→油圧計という順番なのですが、
このメーターカバーに[JAEGER]と印刷されているものは案外少なかったりします。
よく見るとプリントされる部分は長方形に台座が出来ており、この種のメーターは
少ない経験上、Jaegerの前期型と睨んでいるのですが…。
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さらにこのように横にエンボス加工が施されている物、
そしてツルっとしたフラットなものなど(後期型?)、探していくと様々なものが
見当たり、個人的な好みとしてこの横エンボスのパネルを探していました。

探すと言っても、このタイプの在庫は海外に結構安価であり、日本での
半額程度で入手出来る物ですが、問題は私のクルマはMADE I ITALYというところです。
例えば油圧計を示す「PRESS OLIO」フランス・イエーガーの場合の表記はもちろん、
「PRESS HUILE」(HUILE=OIL)となっており、ゴルディーニやシトロエンDS、
A110にも使用されていたようですね。
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ではJaegerで尚かつイタリア語表記、そして油圧計(PRESS OLIO)の場合は10bar
油温計(TENMP OLIO)は130度スケールの物は何に使われていたのか。
探した所ランボルギーニ・ミウラ(P400)に使用されている事が解っただけ…。
他にもあるのか、そもそもこの時代にP400専用として作成されたかも疑わしく、
様々なクルマに流用されていたんだろうと想像出来ます。
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そして、何故かイタリア語表記のものは少なく、あまり売買されている
ことも見かけた事がなく、半ばライフワークのようにイタリア語表記のイエーガーを
探していましたが、見つからないことに痺れを切らし自作する事に。
上記写真は以前装着していた油温計ですが、速度計・回転計の造作は良く
出来ているのに、何故か油温・油圧計の造作は大変甘く、せっかくうまくレプリカを
作っているのにもったいないなぁと感じていた所もきっかけになりました。
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自作と言っても、目的のメータカバー部品取り用のメーターと、130度・10barの
メーターを探し出し、それらをばらしてイタリア語表記と同じフォントを
使い、スケール表示や文字詰めを同じ間隔で、新たに描き起こしたデータを
印刷しただけです。本物はシルクスクリーン印刷ですのでインクの盛り具合が
よく見ればわかり、エッジも良い雰囲気で甘く歪みもある、更に表記の白の色味、
パネルの黒さ加減、そして本来のパネルのテカリ具合を見て用紙を選択して、
再現すれば案外パッと見は解らないレベルのものが作成出来ると感じました。

ただ同じ52パイのメーターと言ってもとガラスの径も全く違いますし、
リングの形状も違う。私が最初に取り寄せたカバーは写真にあるように円の縁に
段差のないフラットパネルでしたが、実際に組み合わせて使用したのは2度目に
取り寄せた段差のある初期型?パネルでした。その他諸々、合計6個の
油温・油圧計メーターを取り寄せ、分解したことで様々な発見もありました。

こういうレプリカの作成は賛否両論あり、内緒にしようと思ってましたが、
取り敢えずこのような楽しみ方もアリなんではないかな、と個人的に感じたこと、
こういうバカなことをすることで、様々な発見がある楽しみもまた良いものです:-)
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by fotografiat500 | 2012-05-16 19:14 | パーツ