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fotografiat 500

marmitta sportiva
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先日、信貴山へ走りに行った際、2速エンジンブレーキを掛けるとガチャガチャと小さく不快な音が。
おかしいなぁと思い、駐車場に停めてマフラーステーのボルトの緩みが原因かと思い、
締めてみるか!とふと…前日に掃除した際、工具箱を降ろしたままということに気づく。
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ムルティプラの狼さんに「現代車か!」と言われつつ工具をお借りして(ありがとうございました:-)
締めてみるも異常なし、2本出しのエンドを握りながら揺さぶってみると、カチカチと
金属同士が干渉する音。タイコをよくみてみると内側に小さな穴。
この部分が悪さしてるんだろうと決めて、その後は軽く流す程度に。
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念の為、カメロンパンさんに確認して頂く為、山の上から電話をし、ご都合をお伺い。
楽しい時間は夕方前にはお開きとなり、その後は長吉長原へ一路。
向かう道中、ガチャガチャとした音は威勢を増し、ガラガラガラ…と時には強く、時に勇ましく…。
西名阪道に乗る為右折をしたところで、その威勢の良かった音は、突如として治まり
マフラーからは爆音が発しられ、抜けが悪いと感じられていたフィーリングは吹け上がり良好!
そしてfiat 500の体躯には似つかわしくない、とても勇ましいと言えなくもない…音。
カメロンパンさんの工場に到着する頃には、上記写真のようになっていたのでありました。
いきなりお邪魔して、その日にマフラー交換をして頂く訳にもいかず、代車をお借りし家路へ。
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懸案だった2本出しの塩梅でありますが、街乗りや普段乗りには支障は無く、見た目にも十分なマフラー。
さりとて高回転を必要とする場面では、いまいち力不足を感じておりました。
今回、エンドとタイコの溶接部分がぱっくり割れてしまい、エンドを失った訳ですが、
これには何故、このようなことになったか思い当たる節があります。
先日、超重量級の荷物をリアに載せた際にシャコタンタケヤリデッパ張りに
リアの車高が下がり、その際に悪路を走り2本出し部分を擦った感触があったのです。
しかし、車高がアホほど下がった我が愛機を見て、その時はかっこええ~と思ったのも事実:-D
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2気筒エンジンのそれぞれの排気ポートから、ストンとタイコまで別々に落ちる
エキゾーストマニホールド。分かり切ったことでもありますが、そこから排出される高温のガスは、
タイコの中で激しくぶつかり合い、消音効果を生む代わりに排気効率を悪くしているのでしょう。
これは全てのfiat 500に言えることでは無く、チューニングというか、走りに重きを置いた
セッティング、500ccから740ccへのボアアップ、そしてIN/EXのバルブ大径化、その他諸々を
施した私のエンジンには相性が悪い、ということを遅まきながら、改めて実感した次第です。
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そして昨日、元々装着していた2in1のステンレスマフラーに換装して頂きました。
こちらのマフラー、先ほどとは逆で排気効率は良好なのですが、その分爆音でもあります。
今回はしっかりインナーサイレンサーを装着して頂きました。
サイレンサーはボルト固定なのですが、元々のボルト位置はもう少し出口側にあり、
穴位置と出口までの間は2~3mm程しかありません。そのままだとボルト穴が振動で
千切れてしまうことがあるので、エンドを切って頂き短くして、ボルト穴も新設してもらえました。
そしてその際に、ほんの少しだけ気持ち斜めにカット。見ているこちらまで乳酸値が
溜まるような気持ちになる手作業でのカットに、いつもながら頭が下がる思いでありました。

結果は良好!とても気持ちよく吹け上がるエンジンに復活しました:-)
これでイタジョブの際、藤橋までの道を気持ちよく走れます。
いつもながら本当にありがとうございます。
by fotografiat500 | 2013-05-08 15:58 | パーツ
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