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al nord

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北へ。
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秋の空。週間天気予報はアテにならない方が嬉しい時があります。
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あの人が浮かれているのは、何か良いことが待ってるからでしょうか。

+長い続きを読む
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by fotografiat500 | 2010-11-29 23:34 | メンテナンス(ウェット)

Libro #3

先日spazioさんで興味深い2冊の本を購入いたしました。
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"Un Monumento per uno Stile"

アルファロメオ生誕100周年を記念して出版された本。
主にデザインの遍歴からの視点で語る100年という歴史は非常に興味深く、
(イタリア語は読めませんが)アルファロメオのド素人である私としては
プロトティーポからどのようにプロドットに変わっていったか、またそれぞれの
名称と形状を深く知る資料本としても見応えがあり、ついつい読み返してしまいます。
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この本の後半部分はフィエラ(ミラノ・サローネの会場でもあります)に
100周年を記念して設置されたブロンズ像製作の過程を記しているのですが、
それが表紙にもなっている車両です。空飛ぶ円盤をイメージして製作されたという
「ディスコボランテ」 ディスコボランテという名前はなんとなく
聞いたことがありましたが、この本を眺めるまでは知りませんでした。
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alfa romeo Berlina 1475
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Savoia Marchetti S.M.79?

「ちょっとした所からの発見」から派生する納得感というのは面白く、
またそれは新たな疑問質問が発生する瞬間でもあり、次はどのピースを
埋めて行くか、その辺りの楽しみはド素人の特権と言えるのではないでしょうか。
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日頃不勉強な私がこの本を知ったきっかけは、またしてもフォルギエリさんであり、
記念碑製作にあたり寄付をした唯一の日本人であります。
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当時のイラストなり写真、そしてモデルの配置などを見ていると、今見ても
新鮮であり、充分に広告物として成り立っているのは素晴らしいと思います。
それは歴史は繰り返され「今見ると逆に新鮮」という感覚とは違い、
手作りであった故の贅沢な手法が取られていたからかな、と個人的に考えます。
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それはもう1冊の本「FIAT 600&MULTIPLA」を見ても感じました。

先日のリエゾンでまたまたフォルギエリさんですが、fiat600の六ちゃんを
家族4人で軽快に走らせているのを後ろから見て、今まで本音のところ
fiat600にそれ程まで興味が無かった私が600の魅力に気付きました。
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興味が沸くと知りたいと思うのは常でこの本も同時に購入しました。
E/gの機構はシンプルではありますが、また500とは違う部分が
多岐に渡りあるものです。空冷 or 水冷ということは当たり前でありますが、
fiat 600というクルマはfiat 500と比べ「ある程度は」でありますが
贅沢な部品構成になっていると改めて感じました。それは先の本の話ではありませんが、
今となっては贅沢な工法を結果的に取っていたとも考えらます。
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技法・手法というものは時代の流れとともに変化していき、人の手が加えられる
アバウトさが表現可能な場面というものは減っていくようです。
そんな中で自身の仕事と重ねて思うのは、懐古趣味ではありませんが可能な部分は
人の手を加えていきたいということを、これらの本を見て改めて感じました。
アナロジカルな方法とも呼べるかも知れませんが、そうして完成したものは
やっぱり、どう穿って見てみても美しいと私個人的には強く感じます。
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それは人の繋がりが希薄、という固定観念のある今の時代だからこそ、
見えてくる部分があることも大きく関係しているのでしょうか。
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アナログが不便であることは否めませんが、その不便さというものも楽しさ美しさ、
というものはfiat500や他の多くの旧車乗りの方々に教えられた気がします。
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ちなみにこちらの本ですが、資料的価値も高く写真も多いのでfiat500の機構と
比較して、違う所と言うよりも「同じ所」を探して眺めてみるのも面白いと思いました。
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by fotografiat500 | 2010-11-26 13:30 | パーツ

藤橋の秋

2011 Italian Jobの日程は5月15日でありますが、それとは関係無く
秋の藤橋へ、お頭が催してくれたお茶会を楽しみました。
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往路、草津PAに朝の5時半集合、と私が決めておいて同じ京都でジュリア・スーパーに
お乗りのヒロさんとパートナーさんを私の寝坊で待たせてしまうという、
申し訳ないことをしてしまいました。すみません…。

草津PAからツーリング起点である待ち合わせの大垣のマクドナルドまで約1時間。
ドライバーの温厚さとは真逆のコワモテ・スーパーを後方に感じながらも、
楽しいプレツーリング。8時集合のところ7時過ぎには到着しましたが、
ユーロカップの時のように既にお頭は到着+朝食済み、でした。
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待ち合わせ場所に集まった
fiat500 x 2・Honda S800・fiat124スパイダー・Alfa Romeo1750GTV・
AlfaRomeo2000GTV・Giulia Super・AlfaRomeoスパイダー。
だべり場である藤橋城には更に集まっていると考えると嬉しくなります。
+pさん、ていさんにお会い出来ましたが、各々の都合でこの場で帰路につかれました。
 また一緒に走れること、楽しみにしています:-)
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過去2回参加したItalian Jobの時は北陸道から木之本I.Cを使用して藤橋まで
向かいましたが、初めての大垣ルート。揖斐川を望みながら堤防を走り、
本日の雲一つ無い快晴と、遠くに見える様々な秋色をした山のパズルを
フロントウィンドウに映しながら、ゆったりとした走りと景色を楽しみました。
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そして、新緑の頃しか知らなかった藤橋へ到着。
紅葉は思いがけず見頃であり、この快晴の青と美しいコントラストを見せてくれました。
来年はこの場所にどの様なメインフューチャーのクルマが並ぶのか。楽しみであります。
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そしてその色づいた山々に負けじと、様々な造形美を見せてくれるクルマ達。
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低くなった太陽の光はいつもよりもコントラストが強く、
それぞれのクルマが持つ本来の美しさであるエッジを際立たせてくれます。

ここ藤橋は関西圏からのアクセスが良く、ドライブを楽しむには絶好の場所だと
改めて感じました。例えば京都からでは、高速道路を1時間30分ほど走り、その後は
一般道を1時間ほど走り路面状況の良い舗装路のワインディングを楽しみ、
復路は山を降り、湖北(琵琶湖の北部)を周り楽しむことが出来ます。
帰路の琵琶湖周辺は美味処(ひつまぶしとか!)もたくさんあり、
景色も良く楽々日帰り出来る距離であると感じました。
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そしてゼッケン72番。Alfa Romeo Giulia 2000 GTV
言わずもがな、お頭の愛車でありますが今回幸運なことにハンドルを握り、
美しい紅葉の中、Weber 45 DCOEを解放させてもらうことが出来ました。
チンクとは勿論違うロングストロークのギアに悪戦苦闘しながら、
何度もギア鳴り(すみません…)させましたが、軽く吹け上がるエンジン、
リアエンジンとは違い前方よりの咆哮と焼けたオイルの匂い、そして極限まで
内装が剥がされ鉄板むき出しの車内には溢れる程のインフォメーションが伝わります。
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2000GTVというとトルク型でカムによる特性変化は感じにくいという
頭でっかちな虚しい空論が頭の隅にありました。確かにトルクフルに体を
持っていかれることは事実ですが、それと共に軽やかに走るカム自身が、
じれったいと言わんばかりに先行してエンジンを回すような感覚は私のような
ど素人でも感じることが出来る、素晴らしいクルマでした。
お頭とお会いしたのは2年前のイタジョブの時でしたが、それ以前より
blogを拝見しており、バックナンバーも読まさせてもらっていました。
それ故コツコツと仕上げて来られ、大切にされてきた愛車のハンドルを
任せてもらえたのは感激であります。勿論、それはお頭のアルファロメオだけ
という訳では無くfiat 500でも他のどのようなクルマでもそうですが、
見てくれやお金だけではなく「愛情」というもがしっかり施されたクルマに
試乗させてもらうときは、自分の場合どのように接しているか共感出来る分、
緊張し過ぎてしまうのが困りものですが…。
+grungeさんのスパイダーにも幸運なことに試乗させてもらう筈でしたが、
 次なる遊び場へ移動の為断念…grungeさん、今となっては言われていたように
 後悔ばかりですが、お気持ち嬉しかったです:-)

徳山ダムを越え、更に奥へとワインディングは続きます。
路面の状況も良く、徳山湖を左手に望みながら楽しい時間でしたが所々橋の上に
路上駐車しているクルマが…どうやら紅葉の撮影の為みたいですが危険です。
このようにまでして撮影した写真、というものは如何にそれが美しかろうと
デジタルであろうとフィルムであろうと「これ見よがし」な雰囲気は
写真に滲み出てしまうものだと思います。
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一同は勿論きちんと駐車場に止め、暫くそこで撮影会となりました。
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楽しい時間も終わりに近づき、帰路は木之本I.Cまでツーリング。
その際はコニーリオさんに助手席に同乗して頂き、ジュリエッタについて
アルファロメオについて、色々と楽しいお話を聞くことが出来ました:-)
帰路に通った道はいつもイタジョブに行く際に使用する道ですが、緩やかな
カーブと両脇を山々に囲まれゆっくりとドライブを楽しむのは最適であります。
再び暖かくなった頃にイタジョブ前にもう一度この道を走ろうと思い、
その中継地点として大垣よりパートナーと共に「cafe notari」に
行ってみようかと今日話していました。
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木之本I.C近くのコンビニの駐車場でお茶をしつつ、今日の締めのダベリを。
西日も傾き始めここで解散となりました。
これから所謂「シーズンオフ」になる前に天候にも気温にも、出会った人達ともに
全てに恵まれ、走りを楽しみ様々なクルマを楽しむことが出来たことが
非常に濃い1日であったと、企画してくれたお頭に感謝です。
ご一緒しました皆様、ありがとうございました:-)

またMINIさん、凛太さん、fiat500Lにお乗りの方、帰路はちゃんと
ご挨拶出来ずすみませんでした。またお会い出来ること楽しみにしております!
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by fotografiat500 | 2010-11-23 00:47 | メンテナンス(ウェット)

testata nuovo elaborazione #2

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新たなヘッドに乗せ換え、試運転を行うと軽いノッキングの症状が出ました。
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デスビ周りに少し細工を施して頂き
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主治医が培ってきた様々なノウハウを取り入れて頂きました。
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何度か試走を重ね、最初のノッキング音はほぼ治まりました。
原因の1つとしてヘッドを交換したことと、ガスケットを今までよりも薄いものに
した為、圧縮比が上がりエンジンノックが起こった訳ですが、それによって
ジェットを交換し、安全策を取り少し濃いめのところで問題なくなりました。
ですが、その数値は当初の予想を遥かに越える、主治医がこれまで
データ取りをしてきたジェット類の平均的数値を、大幅に変えなければ
いけないものであり、一般的なfiat 500に適合すると相当濃過ぎる設定でした。
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このようなイレギュラー的個体差も大変面白いものですが、やはり腰下の仕様は
主治医に組んで頂いてないので不明な点も多い訳で、今後は最良の点火時期と
燃焼効率を探って行き、まだもつE/gのポテンシャルを引き出し、この仕様での
ベストな状態に持っていく、という課題(楽しみ)も見つけることが出来ました。
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そして締めくくりに、今回のヘッドとガスケット、そして私の650cc(ハイコンプ)
の組み合わせでの現時点の圧縮比を計算して頂けました。
結果は「10.5」、105系エンジンであります(勿論冗談です…)
以前の8.5からの圧縮比から言えば+2上がった訳ですが、
そのような高圧縮のE/gということからも煮詰めていくにはまだ時間が掛かり、
そしてだいぶと楽しむことが出来そうです。

+カメロンパンさん、いつも本当にありがとうございます。
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by fotografiat500 | 2010-11-20 23:12 | nuova motore

testata nuovo elaborazione #1

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或る日の朝、主治医のガレージにて。
この数ヶ月、整備の度に次期E/gの打ち合わせを重ね、楽しい妄想は膨らむばかり。
次期E/gの仕様(750cc+α)から仕様変更をすることになった為、また現E/gが
想像以上にトルクフルなことと、暫くは使い倒せるであろうという(今のところは)
結果に至り、先に現E/gのヘッドの交換をお願いしました。
前回は126ノーマルヘッドに交換して頂き、4万2000kmを走行しましたので
丁度OHの意味も含め、ということで。
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ピストンはまだ燃焼効率が良いのか綺麗な方ですが、2番シリンダーに1本の傷が。
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それ以外は問題無く、高圧縮+超軽量ビッグバルブの主治医特製ヘッドに
交換するため着々と作業は進みます。
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手持ちのパーツであったロッカーアームAssyを使って頂き(主治医検品済み)
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30分も走れば汚れるわけですが、やはり新品は気持ちの良いものです。
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嬉しかったのは、見た目110F型のヘッド(126AB型)にしてくれたことでしょうか。
126後期のヘッドも耐久性や剛性も良いのですが、この「S62」と記されている部分が
編目で補強が入っている訳ですが、私はこの「つるん」としたタイプのヘッドに
憧れており、このようなある意味「どうでも良いこと」というのを察知して
「これの方が白鼠さん、好きでしょ?」とさらりと用意して頂けたのは
冗談では無く、涙がちょちょぎれるぐらいに嬉しかったことであります。
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国産バネ、バネレート・材質・塗装皮膜に拘った主治医特製の
ダウンスプリングにも交換。以前チャオイタリアでセントラルサーキットを
走った際に車体のロールが大きいことに懸念を持っていたので
待ち望んでいた品であります。ある一定の部分までは沈み込むものの
そこからは市販のローダウンスプリングと違い沈み込み過ぎず。
市販の物は何個か試してみましたが単にバネが柔らか過ぎ、へたをすると
フルボトムの状態になる物も多いのですが、このバネは硬めの設定であります。
今までアンダーステアだったものが弱オーバーステア気味に変化し、
乗り味もそれ程悪くならず、お気に入りであります。

+つづく
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by fotografiat500 | 2010-11-19 17:52 | nuova motore

MOtoROKR EQ7

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以前、私のfiat500には音楽環境が無いことを書きましたが、仕事での待ち時間や
遠出した際に少し「音」が欲しくなることが多く、heyさんのblogを読んでコレやっ
と思いオークションで安価にて購入してみました。形状とサイズ、色合いも良く
音質、帯域はこのサイズにしては良く満足している次第です。
何よりもBluetoothで接続出来るというのはiphoneを使用して音楽を
聞く人間にすれば、ipodにもなるし、このスピーカーが受話時にハンズフリーの
ヘッドセットにもなるという恩恵にも授かれることは大きいです。
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デジタルデバイスというものは、何かしら足かせがあったり
融通がきかなかったり、少し前まではデジタルデバイドなんて言葉が
生まれてくるように、少々使いづらい部分がある過渡期の物だと
思いますが、その辺りは無理せず「愛すべきアナログ」を使用した方が
効率よく物事をこなせる場合もあるような気がいたします。
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そして決定打となったのは「JBL」という付加価値でした。
私が所謂「洋楽」を聴くようになったのは小学生の頃でありますが、
何もカッコつけて聴くようになった訳では無く、その頃に新星の如く現われ
ちょっとやんちゃな諸先輩に人気だった「暴威」や、既に散会していた「YMO」や
「斉藤由貴」なんてアイドルまで、私もリアルタイムで聴きたかった、
というのが心情です。しかし、
その頃の音楽環境全権を握っていたのは従兄弟のGちゃんでありました。
私はその頃の親族の中で一番年下であり私が6歳の頃、Gちゃんは既に
14歳であり8才の差があった訳ですが、1980年代初頭の新品のスポンジのように
まだ私が汚れていなかった頃に、刷り込みのように聴かされたのが
the whoやディープ・パープル、ジミ・ヘンドリックスにポリス、
ティナ・ターナーにシーラEに…という、今でこそ感謝していますが、
当時は何も解らずただ言われるがままにLP盤を貸してもらい、
せっせとカセットに録音したものです。
(気に入ったアルバムはメタルカセットでしたが音が割れたような記憶があります)

その従兄弟のGちゃんがアンプセットで使用していたのがJBLのMODEL 4311の
アルニコというスピーカーであり、鼻水を垂らしたガキながらも
その臨場感と生音の様なぬめりに驚いたものでした。
それ以降「JBL」というブランドは私の中で至高のものとなり、現在まで
そのような高価なスピーカーとは縁がありませんでしたが、このJBLのロゴを
見て哀愁とバブルの幼少時代を思い出した次第であります。
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そんな似非音楽少年は、父親が大切にしていたSONYのZILVAP CF-6500を奪い取り、
Gちゃんから借りたLP盤をアンプセットでカセットに録音し、このテンピュールの
枕の様なドでかいラジオカセットを用い、深い音の世界にのめり込んで
いったのでありました。(CF-6500は今でも実家に大切に置いてあります)
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そのJBLの紋章が施されたモトローラ社製のMOtoROKR EQ7でありますが、
バタバタ走るfiat 500の車内でも充分に音として楽しむことが出来、
尚かつAC電源でも単三でも使用出来る利便性からお得な買い物だと感じました。
個人的にfiat 500にお乗りの方にはお勧めだと感じました。

しかし私個人としては如何せん今まで純粋に聴いて来たE/g音が「刷り込み」となり
音楽によって阻害されることにより、毎日乗る度に確認していた機関の異音や変化、
外部からの情報が驚く程に耳に入って来なくなったことに違和感を感じました。
「音」というもののデリケートな構成とある意味、目以上に周辺の情報を伝えてくれる
機関としての重要さを改めて知った次第であります。
fiat 500には殆ど毎日乗っている訳ですが、1日たりとて同じ調子の日はありません。
本調子が出ていると素人ながら感じるのは4回に1回ぐらいでしょうか。
勿論気温や湿度の変化、ドライバーの体調や道路から伝わる負荷の変化、
様々な要因は考えられますが、耳はやはり素のままで残しておくほうが
ドライブ時の環境としては私の好みであります。
ですが、久しぶりに車内で聴いたSpandau BalletのTRUEはいいものでありました。

+例外としてパートナーとの遠出時の休憩やデイキャンプの際は、音楽を
 良い音で楽しめる良き友となってくれそうで期待しています。
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by fotografiat500 | 2010-11-17 19:50 | パーツ

月曜日に乾杯

1週間という単位は世界中どこにいても7日間であり、言わずもがな一般的には
ウィークデーの始まりは月曜日であります。あくまでも一般論ですが
「月曜日」といいうものは得てして憂鬱になり、これから始まる
怒濤の忙しさを思い現実逃避したくなるものです。
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私自身は仕事に対してそれほどの「うんざり感」は持っていない方ですが、
時折顔を覗かせるその「憂鬱」という感情は、矛盾しているかもしれませんが
それほど嫌いではなく、ある意味、精神的Mなのかも知れません。
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LUNDI MATIN / 月曜日に乾杯(2002-FRANCE/ITALIA)

この映画「月曜日に乾杯」はグルジア人である、オタール・イオセリアーニが
監督・脚本を手掛けた映画であり、私の好きな「オヤジ像」を体現している
映画の1つであります。単調な毎日を送り、冴えないオヤジではあるけれど、
自身の身の持って行き方を即断し行動する、後先考えない静かなる直情タイプ。
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月曜の朝に思い立ったように仕事を投出しヴェニスへ向かう主人公。
その旅の中で様々な人に出会うのですが、その変化に富んだ素晴らしさが、
単調であったと思っていた毎日のちょっとした変化に気付かせてくれる、
そんなコンセプトもデザイン理論も、マーケティングも何も無い
素直な感情の交差が描かれている作品だと、当時感じました。
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Che ora è? / BARに灯がともる頃 (1989-ITALIA)

そして私にはまだ子供は居ませんが、予習として憧れとしてこういうオヤジ(親父)
になれれば、と感じたのがエットーレ・スコラ監督の「BARに灯がともる頃」
の主人公、イタリアの名優マルチェロ・マストロヤンニ演じる「初老の男」
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男親とその息子の微妙な距離感と、マストロヤンニの絶妙な子供加減。
私はまだ親ではありませんから、その心情は理解出来ないのだとは思いますが、
息子としての視点から見てもその、どこかしらむず痒いような赤面するような
面倒くさいような感情というものは理解出来るような気がします。
しかしそれは親子として正常な感情であるのだろうと若輩者ながら思いますし、
それはその時になれば幸せだと感じるのだろう、と考えます。

この映画は基本的に登場人物は2人。そして舞台となるのはイタリアの
チヴィタヴェッキアという何も無い小さな港町であります。
(ただ日本との関わりは深く、着物を着たマリアの絵が教会にある程です)
旨いリストランテがある訳でも無いこの港町を、さらりとその空気感までも
感じさせてくれるのはイタリア映画ならでは、と感じました。ホンダ・オデッセイのCMに出演していたジョージ・クルーニー。
ただ単にクルマを止め、パーキングチケットを買い歩いているのに、
この格好良さは何なんだと悲しみさえ込み上げてきます。
こちらの様な「オヤジ」に切磋琢磨、努力を惜しまず成りたいのは山々ですが、
負けず嫌いと揶揄されることを畏れずに言うならば個人的趣向としては、
ジョージ・クルーニーよりも上に出した映画「月曜日に乾杯」のような、
飄々と生き、自身をされけ出せるオヤジでありたいと思います。

それには少しの努力と、どんな無駄なことでもいい何かしらの広い知識、
そして確固たる主観的な美的感覚、そして笑顔と、あとは様々な刺激を与え、
与えられる良き友人が居ればいいのかな、と思う訳であります。

憂鬱、という感情がそれほど嫌いでは無いと書きましたが
それは「憂鬱」という感情が成長する為に必要不可欠であり、この歳になって
憂鬱の1つや2つ持っていないと駄目なんでは無いか、というある意味楽観的な
性格に危機感を持っている現れなのかも知れません。
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ただ唯一の懸念としては、fiat500に乗って毎日通勤していると
その憂鬱が吹っ飛んでしまう、ということでしょうか…。
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by fotografiat500 | 2010-11-15 23:36 | musica+

ラリーと裏六甲

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2010 LIAISON CLASSIC CAR RALLY FESTIVAL
11月7日、六甲ポートアイランドにあるリエゾン・ドライビングスクールを
起点としたラリーに参加してまいりました。

+メイン写真はフィルムで撮影しており、まだ現像所に出していない出不精な為、
 あまり良い写真はありませんがデジタルカメラの恩恵に授かろうと思います。
 当日の気になった車両の写真は後ほど掲載したいと思います。
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フォルギエリさんheyさんのblogを見ていつかは参加したいと考えていた
リエゾンですが、fiat500購入当初はどのように参加申込をすれば良いのか解らず、
また勝手に敷居の高いイベントだと思い込んでいた為、参加ぜずにおりました。

そんなところ、フォルギエリさんの奥様も「あれやったら行ってもいいと思う」という
心底説得力のある一言を頂き、また神戸の街を走り、中間地点である六甲山を目指し
そこで昼食を楽しみ…というこのイベントだったらパートナーも手持ち無沙汰に
なること無く風景を楽しんだり、丁度見頃になった紅葉も楽しめるんで無いかと
「都合の良い」解釈をさせて頂き、参加する次第になった訳であります。
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踏ん張り具合がK点越えなブロンソン君

ラリーのオフィシャルサイトがある訳ではありませんが、参加方法は
至って簡単でして、リエゾン・ドライビングスクールに電話をし参加したい旨を伝え、
申込書を送付してもらい返送すれば受領書が送られてきます。
私は本性であるズボラさが災いし、電話をせず友人のSさん夫妻に申込用紙を
pdfにして頂き、それを送付して事無きを得ることができました。
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起点となる教習所のコース内に大まかな車種毎に車両を並べ、ラリースタートまでの
時間も雑談と様々なクルマを楽しみ、そんな時間もやはりこのようなイベントの
魅力の一つでは無いかと改めて感じました。
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当日は曇り空から小雨が降る天気でしたが、スタートと共に青空も少し顔を覗かせ、
青空と紅葉のコントラストを楽しめるような予感を感じさせてくれました。

スタート後暫くすると、視界の端に見慣れたカワサキグリーンと心地の良い咆哮が…。
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「あかん!間に合わんかった」と温泉さんと娘さんが一緒にお見送りに来て頂けました。
信号待ちの少しの時間でしたがお会い出来て嬉しかったです:-)
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所々紅葉も始まっており、何箇所かクルマを止めて撮影したい…と思えるような
見事な紅葉が見れた「ナルシストゾーン」もありましたが、車列が乱れるかと思い断念。
来年はトライしたいと思います。
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中間地点であるフルーツフラワーパークでのデジタルでの写真はありませんが、
端的に記しますと、そこで用意された昼食(バーベキュー)を取ることになります。
個人的には主催者側が選別用意した「御弁当」のようなものでも良いのかな、
と思いましたが(自由な場所で食べれますし)、そうそう我家も牛肉を食べませんので
これはこれで久方ぶりのバーベキューを楽しませて頂きました。
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折り返しは裏六甲を走り北野坂辺りまで降りてくる訳ですが、
ここで周辺よりブーイングが…。前を走るMGミジェットやらセブンに
引っ張られるように、下りの車速を上げていたのですがコマ図を見ている
パートナーからは「酔った」と(汗)ご一緒したSさん夫妻や、
takeさんからは飛ばし過ぎで付いて行くのに疲れる、と(汗)
フレンチブルドッグのブロンソン君や、ご家族で参加されているたけさん一家、
パートナーのことを考えず、ここぞとばかり頑張り過ぎたようです。
その節は申し訳ございませんでした…本当にすみません。
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スタート地点に戻って来た頃にはもう陽も傾きかけ、表彰式が始まる頃には
夕焼けも終わり、それと同じくして楽しかった一日も終わりをつげます。
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昨年の記事を拝見していた時は「タコ焼機」を捕獲されていたheyさんでありますが、
今回は神戸ワインを捕獲されていました(羨ましい)
来年も同様な写真を撮れるような予感がいたします。
来年は勿論ゆっくり景色も見つつですが、私も入賞目指して更に副賞として
ワインかラジコンを頂きたいと思いました。
+
デジタルカメラの写真がへっぽこだった為、ラリーに参加されていた他の車両や
当日の雰囲気を伝えることができず「流れ」のみの記事になってしまいましたが、
リエゾンに参加して思ったことは神戸の街を走り、ワインディングも楽しめ、
昼食にと旧車を通じて知り合った人たちとの親睦を深めることが出来た
非常に楽しく有意義な一日でありました。
そのようなイベントをある意味、安価でセッティングしてくれ楽しませてくれた
主催者・スタッフの方々には感謝、であります。

また当日ご一緒させて頂いた皆様、ありがとうございました:-)
またお話し出来ること、一緒に走れること楽しみにしております。
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by fotografiat500 | 2010-11-11 18:17 | イベント

portachiavi anni '67

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一説には紀元前2000年頃からエジプトで使用されていたと言われる「鍵」
その形状は様々なものになっていますが、今でも本質は変わらず
使用され続けている偉大な発明だと思います。
その鍵ですが、それだけでは持ちにくいし、ばらけてしまう。その為にキーホルダー
(イタリア語訳:portachiavi)を使いまとめる訳ですが、
イベントなどの時、キーを付けっぱなしにしているクルマをたまに見かけますが、
定番の形状の物や、歴史を感じるもの、現代風(スワロフスキーなど)など
オーナーなりの様々な拘りを感じられて、見ていて楽しいものです。

私が以前使っていたいのはギャラリー・アバルトで購入したこちらの物だったのですが、fiat500を購入してから少し経った頃に個人輸入した物に交換しました。
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おっちゃんのキーホルダー。
では無く「聖人クリストフォロ」が記されたキーホルダーであります。
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このクリストフォロさん、元の名前は「レプロスさん」と言われまして、職業は
日本で言えば「人足」と言いましょうか、江戸時代の大井川など幕府が
架橋を禁止した河川で旅人を肩車し対岸まで運び対価を頂く、
それと同じ事を生業にされていた方であります。

そのレプロスさんが肩車をされているのは、なんとキリストであります。
更にそのキリストが左手に持っているのは、地球であります。要約しますと、
小さな子供に向こう岸に渡りたいと頼まれ請け負ったレプロスさんですが、
河を渡り始め進み始めると子供の重さがだんだんと重くなり、息も絶え絶え
やっとのことで対岸に辿りつき、その子供に何故そのように尋常でない重さなのか、
と尋ねたところ、その子供は自身をイエス・キリストであり、キリスト曰く私が
背負っているのは全世界の重荷であるから、と答えたそうです。
+ちなみに私自身はキリスト教でもなんでもありません。

その体験よりレプロスさんは自身を「クリストフォロ(キリストを背負う者)」
と名乗り、そのような逸話から旅人や果ては運転手の守護の聖人として、
このようなメダル状になり私はよく知りませんでしたが
ヨーロッパ圏では、有名なお方なんだそうです。
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ちなみに表側は小さな七宝焼のアバルトのエンブレムが装飾されています。
このエンブレムも先方の言い分によりますと、1967年に購入したものと
言っていますが、まあまあの出来であり、それが嘘か真かは解りませんが
私自身は気に入って使っております。

私は特定の宗教というものとは縁遠い生活を送っているのですが、ある意味
日本人的な「八百万(やおよろず)の神々」の精神は根付いており、
都合のいい話かも知れませんが、こちらの神様の恩恵にも授かれればと思い、
暫くしまっていましたが(紐がちぎれていた為)、チャオイタリアに行く前、
願掛けの意味も含め、パートナーにお願いして余布を使用して補修してもらいました。
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たかがキーホルダー、されどキーホルダー、
個人的な好みとして時代背景に合ったものを探していた時に見つけたものです。
それまでシンプルであれば特段気に掛けていなかったキーホルダーですが、
交通安全のお守りとして、信仰心は無くとも気付いた時に「どうもです」程の
感謝の気持ちを持って大切にしていこうと思います。
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by fotografiat500 | 2010-11-05 14:44 | パーツ

pantera nera

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加賀百万石の国より黒豹が、魑魅魍魎が闊歩する京の都へ。
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対峙。相手は俊敏そうです。
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更に目力も相当なもの。
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こちらも窮鼠猫を噛むの勢いで、両者一歩も引かず。再戦を誓いました。

しんたろさんが、お仕事で京都に500で来られているということで、
束の間の短い時間でしたが、2010イタジョブ以来の再会を果たせました。
写真をもっと撮りたかったのですが、この日に限ってカメラを忘れてしまいました。

このような縁は誠に妙なものですが、他にもfiat 500(旧車)が取り持つ、
様々な「縁」をしんたろさんと話し合い、楽しい時間でした。
考えてみれば大人になってから友人知人のネットワークが
広がるのは、ある部分では難しいとよく言われたものでした。
大人になると色々と人との関係性までも小難しく考えてしまう事が多々ですが、
(何度も書いた気がしますが)今ではそんなことは無く
「取っ掛かりは難しく考えず、ただ皆で楽しむ」ということを改めて感じた次第です。
そんなことを思いながら、家路へと向かいました:-)
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by fotografiat500 | 2010-11-02 12:29 | 日常