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リベット

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インナー・アウターの処理が終わりいよいよフェンダーを装着。
フェンダー周辺はリベット打ちされています。500系のオーバーフェンダーは
ミニ等と違いリベットがそのまま見える仕上げはせず、スムージング?なだらかに
ボディと接合されるのが定石。当時はFRPの成形技術はまだまだだったのか、
高価だったのかは解りませんが、スチール製のオーバーフェンダーでありました。
ドイツ・オランダ辺りで500用のスチール製オーバーフェンダーは売られていますが、
取り寄せるには高額過ぎること、そしてもし仮にスチール製にするとしても海外から取り寄せるより、
日本で作製してもらった方が鉄の質も形状も良い物になるであろうと想像出来ます。
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時間・金額等々を考え今回はFRPをチョイスしましたが、ポン付けせず細かく手を入れて頂きました。
まず、ジュリアのオタフクフェンダーにも見られる様に、リベットがバシバシ埋め込まれた
風貌も無骨でありながら完成度の高い美しさであると感じますが、
(ジュリアのリベットはランダムに見えて、確か数は決まっているんだったような…)
fiat 500の場合はこれを消さなければなりません。
スムージングをした後は室内からリベットが見えてそれはそれでニヤリとしてしまう
佇まいですが、今回リベットは1つのフェンダーにつき、3本しか打ちません(左右と中心)
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500特有の振動の多さから来るリベットの緩み。それに伴うボディ・FRPフェンダーのリベット穴の拡大。
そこから雨水が染みこみ再度錆を発生させること。それらを考えてくださって装着は3本という
最小限のリベットと、国産車のピラー取り付け部にも使用されている超強力な接着剤で行われました。
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必然的に接着剤が硬化すればリベットは抜かれ上記写真のようになります。
そしてリベット穴はパテ埋めで行うと痩せて、経年変化で丸く窪んだりしてしまうのですが
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その接合部分は更にFRPを使用して覆い、穴部分が痩せないように処理を施してもらいました。
更にこのFRPフェンダーそのものですが、2プライで2プライ目は1枚もののFRPでは無く継ぎ接ぎの
FRPであり、強度に大きな不安が残ったため3プライにして強固なものに仕上げてくれていました。
限られた予算内で出来る限りのことをする、という一見当たり前のことでありますが、ここでも
その手の入れようにプロとしての意識の高さを見ることができ、自身と重ね身が引き締まる思いでした。
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fiat 500と言うよりもABARTH 695 SSのオーバーフェンダーの形状については様々なものがありますが、
fiat 500に乗り出してから今まで、インターネット・資料本・実際に眼で見て等々
いつか自分がフェンダーをやり直す時の為に、自分なりの資料を蓄積していました。
ボディとフェンダーが強固に一体化した後は、フェンダー形状の調整になります。
既にこの時点でカメロンパンさん、職人さんともに気づいた点を指摘・改善してくれて、
「ここまでやったんやったら、とことんエエもんにせなもったいない」という言葉に
現れているように、私の好みと、絶対的に求めているアーチライン、緩やかでシームレスな
ボディとフェンダーの接合ラインを、お二人とも理解してくれていたのは心強いことでした。
「形状としてのポン付け」はせず、ここから一部ワンオフとも言える?FRPフェンダーの
細かいけれど大胆な調整が行われることになりました。

+工場見学につづく
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by fotografiat500 | 2013-02-27 00:49 | OTAFUKU

チョコフレーク

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作業は着々と進んでおります。
取り出したのはチョコフレークの体を成したインナーフェンダー。
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そしてアウター。分厚いパテの層の奥、向こう側が透けて見えています。
このような状態のフェンダーが4枚あったわけですが、良くない状態のフェンダーのまま、
そのまま見た目だけを直すために腐食を覆って板金(?)したようです。
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腐食部分をインナー・アウターともに切除してFRP製のオーバーフェンダーを
取り付ける下準備を行います。この写真、実は個人的にとても嬉しかったんです。
と言うのも購入後すぐに、フェンダー部の腐食を発見し、あがいていた訳ですが、
現在まで内部の腐食はどうにもならず…。
しかしこうしてやっとそのサビを撤去でき、尚且つ、プロフェッショナルとして
責任ある作業をしてくださる職人さんに、お任せ出来ることは喉に刺さった骨が抜け落ちて
すっきりしたような、晴れやかな気持ちでもあったからです。
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インナー・アウターの接合部分。
オーバーフェンダーの形状とツライチでぴったり収まって、素人目でも仕事の丁寧さを感じられます。
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作業はおべっかでなく、オーナーの意向を最大限汲んでくれた上に、丁寧でスピーディーで驚きました。
4枚のインナー・アウターの接合はきっちり行われ下準備が整ったところで、
いよいよフィッティングしたFRPをリベットで打ち込み始めます。
しかしここでもカメロンパンさんと職人さんの拘りが…次回へ続く。
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by fotografiat500 | 2013-02-24 23:42 | OTAFUKU

見た目変更

ブログの見た目を変えてみました。こういうデザイン変更はマンネリを打破するイメージや
普遍性を変えるようで、あまり気乗りはしなかったのですが、
2009年12月から書き始めて3年と少し。以前より記事の文字が小さくて見にくい
との指摘もあり、更にフェンダー補修を行うことで大きくボディ形状が変わる記念
(自分にとっては、このフェンダー補修は大きく大切な出来事)
ということもあり変更いたしました。

黒バックに白文字は目がチカチカしないか少し心配です…。
写真も"fotografia"と銘打っているからには、と考え少し大きく載せてみました。
画像は以前400pxでほぼ固定していたので、しばらくチグハグな感じですが、
改めて宜しくお願いします:-)
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by fotografiat500 | 2013-02-22 11:28 | blog

オーバーフェンダー

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主治医オートマイスターさん監修のもと、N板金さんでの作業ですが
主治医から様々な写真を送って頂きました。こうして
お忙しい中写真を送っていただけるのは、待つ方としては本当に嬉しいです。
全ての写真は主治医の撮影ですがblog掲載許可は頂いております:-)
上記写真は数日前に行ったフィッティングの際の写真。
FRPとしての質は良くもなく悪くもなく。お約束の歪みもあり、左右で形状が違う箇所も。
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正面から。現状は4,5Jに145幅のタイヤ。ホイール自体は決してオフセットのゆるいものでは無く、
結構出幅のあるものですが、このフェンダーの膨らみと対峙させると何とも貧相な感じになります。
今まではどうしてもフェンダーの限界によって、履くホイール・タイヤが限定的であり、
せっかくのE/gの動力を完全に使い切れていないというフラストレーションがありました。
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こちらはフロントが以前のフェンダー、リアが次期フェンダーです。
これだけ膨らむとトレッド幅拡げ放題!とまではいきませんが、以前のフェンダーと
比較しても自由度とトレッド幅は確実にひろがります。
見た目のかっこ良さというのは勿論重要で重々承知しているのですが、セントラルや
名阪サーキットに照準を合わせ、どちらかと言うと「速く走るため」の
必然的なオーバーフェンダーの、改修である割合のほうが少し高いかもしれません。

それにしても個人的には好みな形状であり、賛否両論いろいろなご意見は
あるかも知れませんが、かっこええと思います。心の中ではあと5cmぐらい出して
Gr5のフェンダーみたいなのでもいいなぁとも思うぐらいです(半分冗談ですが)
このFRPにたどり着くまで都合4種類(16枚)ほど取り寄せましたが、なかなか
この手のものを取り寄せて自分好みなものを引き当てるのは難しいものですね…。
大変勉強になりました。

+次回、グロテスクサビ写真へつづく。
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by fotografiat500 | 2013-02-21 00:19 | OTAFUKU

御多福

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おかめは、古くから存在する日本の面(仮面)の一つである。
丸顔、鼻が低く、額は広く、頬が丸く豊かに張り出した(頬高)特徴をもつ女性の
仮面であり、同様の特徴を持つ女性の顔についてもそう呼ぶ。
お亀、阿亀(おかめ)とも書き、お多福、阿多福(おたふく)、文楽人形では
お福(おふく)、狂言面では乙御前(おとごぜ)あるいは乙(おと)ともいう。
-wikipedia より
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月曜(建国記念日)に、お頭のジュリア復活記念の慣らしツーリングに参加しました。
私のfiat 500のエンジンは738cc、そして少しハイギヤード。
さりとて10インチのタイヤでハイギヤードも少々相殺気味。
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1年半の時を経て組み上がったツインプラグエンジン。
「慣らし中」ということで何とかついていくことが出来ましたが、
それでも道中メインは4200rpm〜4500、そしてたまに5200rpmが5分〜持続と、
更に航続距離700kmとなかなかハードなツーリングとなりましたが、
無事についていくことが出来たのはカメロンパンさんが真面目に、
組んでくれたエンジンであったからだと思います(感謝)
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お頭、と言えば最近は個人的にもっぱら青いクルマのイメージが
定着しかけてた頃合いではありますが、今回お久しぶりに
この素晴らしいジュリアでお会いすることができ、密かにその仕上がりに
畏怖というか、凄みを感じたのは事実でありました。そんな難しいことを抜きに
したとしても、エキゾーストノートを聞けば如何に気持ちのいいエンジンに仕上がったか
というのは素人でも分かるほどの気持ちよさでありました。

しかしこうしてfiat 500に乗って、様々な場所に赴き色々な人とお会い出来るのは
本当に楽しいことですし、このようなクルマに乗ってなかったらお会い出来なかった
方々と親睦を深める時間を持てるのは、本当に嬉しいことですね:-)

尾張一宮PAでお会いした皆様、ツーリングをご一緒したヤンシロウさん、
コンドウさん、hanaさん、お頭、有難うございました:-)

さて…
お頭に感化されてか、それは不明ですが私のfiat 500にも変化が訪れることに。
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↑現状のフェンダー
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↑次期フェンダー
カメロンパンさんに組んでいただいた738ccのエンジン、そして足回り。
その操舵性とポテンシャル、そして自由度を一番奪っていたのは、この車両の
好きな部分の一つである微妙に張り出した「オーバーフェンダー」でもありました。
それは今までに何度か記事にしているのですが、サビもひどく
この車両の治したい所での優先順位では上位に上がる所でもあります。
まず165/70/10という10インチでは最大幅のタイヤを履くことが困難であり、
履けたとしてもオフセットはかなり中に入り込んでしまい、トレッド幅は減少し
見た目(重要)、使い勝手とも良くありませんでした。
(現状145タイヤ)

そこで思い切ってフェンダーのやり直しを打診。
1年ほど前に個人輸入で取り寄せていたFRP製のオーバーフェンダーを、
今回オートマイスターさん監修のもとN板金さんで取り付けして頂く運びとなりました。
fiat500の場合、インナー、アウターの造りが少々ややこしい造りになっており、
この辺りの造作がオーバーフェンダーを難しいものにしているのも事実。

5Jでも6Jでも、どんと来いというぐらいのフェンダーになるのは確実ですが、
それよりも剛性アップと、錆の除去、最小限のパテ使用で現状と比較して
軽量化できること、更には165のSタイヤをチョイスできることで、今年は
半ば諦めていたユーロカップ、チャオイタに参加が可能になりそうです:-)
(145のタイヤではE/gのパワーを受け止められない)
更にフェンダー補修に伴い、フロントリーフの強化(オートマイスター製強化リーフ)
を装着可能になり、操舵性アップは確実!…ですが、
ドライバーが変化しなければ、元の木阿弥でもあるのは至極真っ当な御意見。

また経過報告いたします!
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by fotografiat500 | 2013-02-14 21:32 | OTAFUKU