人気ブログランキング | 話題のタグを見る
Top
fotografiat 500

10th cinquecent poli / #2
前回の続きです。
3/29 20:50記事末尾に追記
10th cinquecent poli / #2_a0152288_20375156.jpg
さていよいよ出走です。相変わらずイベントごとになると、初めてお会いした方に話しかけたり車両を
興味津々で見たり、話に夢中になってしまい、恥ずかしながら碌な写真がございません。
普段、仕事で写真を撮っている反動とご容赦いただければ…。
10th cinquecent poli / #2_a0152288_20403486.jpg
500 POLIというイベントの中で、ある意味主役とも言えるラリー形式の「500 miglia」
「miglia」とは直訳すれば「マイル」ですが当然500マイル(約800km)
も走る訳は無く、今回のラリーでは総走行距離80kmほどだったでしょうか。
速度を競う訳でもなく、正確さを競う訳でも無く、自分が思う
自分のペースでドライブを楽しむというような趣旨で開催されています。(ハズ)
10th cinquecent poli / #2_a0152288_20411667.jpg
当日、気温はそれほど上がらず肌寒く感じましたが、それでも菜の花や蓮花が
そこかしらで咲き乱れ、その中をパパパパ…とfiat500が走る様は
「いかにも」「はまり過ぎ」という程似合っており、参加された方々の
走る姿を見て自身も陶酔出来る、本来の趣旨とは少し違った楽しみ方をしておりました。
10th cinquecent poli / #2_a0152288_204227.jpg
10th cinquecent poli / #2_a0152288_20421130.jpg
農道、海沿い、山手と半島の地の利を生かしたコースによって
知多半島の様々な顔を見ることも出来ます。
更に交通量も一部を除きそれ程多くなく、狭い道ではさながら本物のラリーを
している気分に(勿論安全運転で)コマ図に関しては少々記載間違いがあり
戸惑う部分もありましたが、それもご愛嬌。
運営、スタッフの方々の愛情が感じられるコースでした。
10th cinquecent poli / #2_a0152288_20424999.jpg
今回の500miglia、午前・午後の部と2部構成になっており昼食を取る為、
一旦チッタナポリ内に戻ります。それぞれペースはまばらですので
出走時間が早かったfiat500が数台戻ってきています。昼食はビュッフェ形式で
お子さん連れの方々には喜ばれたと思います。食べ盛りですしね:-)
10th cinquecent poli / #2_a0152288_20432128.jpg
午後の部は、午前の部のような細かいコマ図は無しでナビゲーターも
ゆっくり出来る様、ぐるっと南知多を周るコースで。
それ程時間もかからず、再びチッタナポリに戻ってきました。コースを走り終え、続々と車両が戻って、綺麗な放射状にfiat500が並べられます。
スタッフの方に「あと3cmぐらい後ろにお願いします」と言われる程の拘りよう。
戻って来たら、先に付いた参加者の方々と歓談を。皆さん、フランクな方ばかりで
口べたな筈の私もついついお喋りが止まらないほど。

そんな中、当日お声をかけていただいた大阪のS氏。
10th cinquecent poli / #2_a0152288_2044786.jpg
私が紹介するまでも無く、有名な方なんだと思いますが
今回はABARTH 595で参加されていました。(氏は695も所有されています)
10th cinquecent poli / #2_a0152288_20443049.jpg
実は初めて見る、500ベースのアバルト。
ここからはアバルトに魅了された私の戯れ言が続きますがご容赦を。
「大袈裟」と思われそうですが眼で見る迫力と、その何とも形容し難い美しい出で立ちに
「アバルトを見たらあきれる程シャッターを切る」と決めていたことも上の空。
(更にアングルが悪すぎです)
10th cinquecent poli / #2_a0152288_20445960.jpg
一見、雑然としているエンジンルーム。
ですが、無駄なものは無く必要最低限のソリッドなデザイン。
この595はWeber 30DIC(2バレル)を装着しています。
タペットカバーの造作も非常に綺麗で、質の良さが伺えます。
そして整備性は悪いけれど、見た目抜群なアバルトのスチール製ヒートシールド。
エアファンネルやタペットカバーのABARTHや、褪せたグレーに
MARMITTA ABARTHの文字が今も沸々と往事の興奮を伝えてくれます。
10th cinquecent poli / #2_a0152288_20452189.jpg
Jaegerの140kmスケール、機械式レブカウンターのメーター類。
色の褪せ具合、細かなフォントが綺麗で、かつ強固なイメージを醸し出します
メーター類と言えば正確さを求められる分、実用性はレプリカに軍配が
上がるかと考えますが、やはりこれも非常に捨て難い魅力的な作品です。
10th cinquecent poli / #2_a0152288_20453899.jpg
そして全体像。
個人的感想ですが一目みて思ったのは、695と比べ華奢な雰囲気があり
流麗な様であるということ。どこかエレガントで女性らしさも感じられました。
当日はエンジンルームや車内、そしてトランクなど様々な部位を見せて頂き感謝です。
Sさん、貴重な体験させて頂き、ありがとうございました。

+閉会式につづく
3/29 20:50追記
少し書き方が気になったので、敢えて自主的に追記を。
アバルトに対しての考え方ですが、私自身は「車格」という概念は持っていません。
高い金額・希少車が偉くて、それ以外は「普通」とも思っていません。
私生活でもレアもの・限定には弱い方ですが、それには
一つ真ん中に筋が通った、人の匂いがするストーリーが必要だと考えます。
ですので生まれた歴史に対し興味はあります。切磋琢磨し、チンクエチェントの
ポテンシャルを何とか引き出そうと苦心したカルロ・アバルトやその技術者達。
そして屋台骨を支えた、名も無き技術者や設計者。
そういう人間味溢れる職人達が送り出した車両には何か興味を引かれるというだけです。
語弊をあるかも知れませんが、世界中に点在するアバルトが送り出した車両。
500ベースや600ベース、様々な車両があると思いますが、
それらも皆同じチンクエチェントでありセイチェントであると思います。
あくまでも私の考え方ですが…。
# by fotografiat500 | 2010-03-29 20:49 | イベント
10th cinquecent poli / #1
AM3:00起床。
それほど朝が強くない私は正直な所、意識はありつつもベッドの中でうつ伏せになり
「好きなだけ寝れる自分」を想像し「羨ましい」と思いつつ、シャワーに向いました。
10th cinquecent poli / #1_a0152288_12173367.jpg
AM4:00 辺りはまだ暗く、暖気する為エンジンをかけるのはさすがに近所迷惑。
大通りに出るまで惰性で進むことに。

パートナーも眠いでしょうが、文句や愚痴は言わず一緒に来てくれます。
自分が逆の立場だったら少し愚痴を言ってるかも、と考え
身内ながら見習うべき所といつも思います。
10th cinquecent poli / #1_a0152288_12232761.jpg
天気予報では現地の天気もそれ程芳しくない模様です。
取りあえず今にも愚図りそうな空模様を眺めつつ、京都東ICへ。
草津JCTまでは早朝ということもあり、数十分で到着しそのまま
初めて走る「新名神高速道路」へ流れ込みました。
出来てからそれほど年数が経っていない為、舗装状況は抜群によく
非常に気持ちの良いドライブの始まりです。(この後パートナーは現地まで就寝)
10th cinquecent poli / #1_a0152288_12304765.jpg
道中ノンストップで来たため、写真が無いですが所要時間は2時間50分。
AM7:10にはチッタ・ナポリに到着。既に2台ほど新旧500が到着していました。
10th cinquecent poli / #1_a0152288_1232372.jpg
この時点で朝日を見ることができ「ほんまに雨ふるんかいな」と思いましたが、
それに気付けば何となく雨が降ってきそうなので、以後天気のことは気にしないことに。
写真は多分「知多湾」です。
10th cinquecent poli / #1_a0152288_1395051.jpg
チッタ・ナポリがある愛知県は知多半島。セントレア空港がある場所でもあります。
初めての場所でしたが、六古窯の一つである常滑焼があり
また伊勢湾にも面しているため、勿論「伊勢海老」が豊富…。
誤解を恐れずに言うとするならば、特記する程の特産品や観光名所は無いけれど
それがまた良い味を出していると思います。周りを海に囲まれ海産物は勿論
新鮮で美味ですし、雑に観光地化されていない素朴な町並みが多く、
個人的にはまた足を運びたい場所だな、と思いました。
10th cinquecent poli / #1_a0152288_12543017.jpg
ともあれエントリー開始時間が迫り、続々とfiat500が開催場所前の駐車場に
集まり出してきました。ですが入場してくる車両は新型500ばかりで
新型アバルト500も大量に。なかなかfiat500は入場してきません。
fiat社としては、新型が売れなければ商売がままならないのも事実ですし、
もはや新型があってこそ開催出来る部分があるのかも知れません。
来年辺りはかなりの逆転を目の当たりにするのでは無いかな、と実感しました。
10th cinquecent poli / #1_a0152288_1311735.jpg
全10回開催の500 POLIで8回参加のカメロンパンさんも来場。間髪入れず
早速、岡山から来られたfiat500の不具合を点検です。
(お尻だけ写ってる車両はFiat Abarth 750 Zagato)
出走前にブリーフィングがあり注意事項やラリーのコマ図の説明を。
10th cinquecent poli / #1_a0152288_13121983.jpg
写真は前回の神戸・大阪チンク会同様、今回は私達夫婦をお相手してくださった
たけさんのfiat500。ご家族4人乗車で正に私達夫婦の懸念
(子供が生まれても大丈夫かな)を払拭していただきました:-)
とても19年経過しているとは思えない程、綺麗なfiat500。

チッタ・ナポリ敷地内のスタート地点に並び、いよいよラリー開始です。

+つづく
# by fotografiat500 | 2010-03-29 13:25 | イベント
successiva /KOBE OSAKA cinquecent meeting
オートマイスターさんのwebにて次回4/18に開催される
神戸・大阪チンク会がアナウンスされています。
前回も非常に天気が良く、とても楽しい時間でした。

*オートマイスターのカメロンパンさんの呼びかけではありますが
カメロンパンさんも一人のチンク乗りとして参加されています:-)
もちろんショップの垣根などは関係無く、同じ趣味同士として
情報交換や繋がりの場として楽しもう!という趣旨です。
successiva /KOBE OSAKA cinquecent meeting_a0152288_13334929.jpg
この所の関西地区は少し冷えましたが、いよいよ暖かな春も到来をつげ
全国各地でも様々なイベントが開催されるようになりました。

人の流れが気温と共に、動きを活性化させるように
のんびりしていた仕事も、少し慌ただしくなってきました。
と言っても、日曜日は楽しみにしているチンクエチェント・ポーリ。
(Hさん、いかがですか?:-)
当日早朝に自宅を出発し、ゆっくり走りながら現地を目指そうと思います。
successiva /KOBE OSAKA cinquecent meeting_a0152288_10555388.jpg
範囲修正/03-27

走行距離は延びていますが、今までのfiat500の行動範囲は所詮、このマップの範囲内。
範囲外は未踏の地ですが、fiat500で未見の風景を見れるのは非常に楽しみです。
知らない土地、知らない道、知らない空気、人…あと美味しいもの。
今年は頑張るでは無く、意識するでも無く、日本地図のピースが埋まっていきそうです。
# by fotografiat500 | 2010-03-26 13:57 | イベント
athens/underworld vs the misterons
athens/underworld vs the misterons_a0152288_19234927.jpg
athens/underworld vs the misterons

「音の奴隷」とやや自信過剰を織り交ぜながら自負していた数年前まで。
梅田にあるお気に入りのタワーレコードでは、毎月のように容赦なく大人買いをし
実家には溢れる音の円盤たちが鎮座してました。
しかし暫く足を運んでなかったタワレコに少し前、満額貯まった
ポイントカードを握りしめ向かった所
 「あ、これ古いカードですね。今はこのタイプになってるので
  もう使用は出来ないんです。申し訳ございません」

様々な環境の変化、そしてfiat500を楽しむ事で暫くの間、それほど
音の波に溺れる事ない生活。音を貪り食ってた期間から、
いわゆる「BGM」へ。でもそれも悪い環境とは感じません。
音楽は常に傍にあるけれど演奏などはからっきしで、聴くだけの私には
タイミングや自分のアクションも重要だと考えます。

そんな話をパートナーと食事をしている時に話していた所、
表題の「アテネ/アンダーワールド vs ザ ミステロンズ」のCDを
パートナーよりプレゼントしてもらえました。

カラカラに喉が渇いた時に飲む、ビールのよう。それとも
金剛山(よく登りに行きます)の山頂で食べる「おにぎり」(大好きです)のよう。
暫く聴いていなかった音がじんわり染み渡ります。

表題のunderworld、このところの私の音楽情報収集能力では活動休止してるのかな、
ぐらいの感覚でしたが、いやはや驚きました。
ネットワーク、メディア(フォーマット)を駆使し限定CD-Rとデジタル配信で
楽曲をリリースしていたようです。

今回のアルバム・アテネですが、所謂コンピレーションアルバム。
私のレビューなんてさておき、underworld /カール・ハイド氏の言葉

「アーティストとして、多くの異なる場所からインスピレーションを得るが、
 そのほとんどは、私たちが何年にも渡って築き上げた人とのつながりで
 生まれてきたものである。つまり家族、友人、スタジオ仲間、そして
 スーパースター級のDJ達、インターネットを通じて知り合った人々、また
 お気に入りのレコードショップで働く情熱を持った音楽ファンだ」

聴いてみて正しくそう感じる今回のアルバムコンセプト、音楽はかくも
偉大(権威と言う意味では無く)であると再認識しました。
カール・ハイドの言葉はそのまま日常、仕事、趣味に当てはまると感じた次第です。



+やっぱりfiat500に音楽環境設置しようかな…と揺らぐこの頃でもあります。
# by fotografiat500 | 2010-03-23 20:04 | musica+
LADO TAPIA
少し時系列が前後しますが、1週間程前に3/28に初参加してみる
チンクエチェント・ポーリに向けて、fiat500のオイル交換を。

私のfiat500のオイル遍歴と言えば(Sはセルフ・Aは主治医交換)
MOTUL(S)-NUTEC(S)-NISMO(A)-BRAD PENN(A)-NUTEC(A)と
来ていましたが、ここ最近は主治医がブレンドしてくれたNUTECに
落ち着きそうでした。しかし…
LADO TAPIA_a0152288_0562762.jpg
LADO TAPIA
「ラドタピア」なるオイルが登場したことにより、元来ミーハーで
新しもの好きな性格故に試させてもらうことに。

NUTECにも同じ「10w-60」粘度はありますが、本当にその粘度?と
思う程、粘り気が強いものでした。しかし、性能は私のような素人でも
(毎日使用している為か)解る程良いと思います。
油温計が90度(ラインは100度程)からの底力があり、3000km走行後でも
オイルが抜けてしまうようなヘタリをあまり感じませんでした。

LADO TAPIAでも700kmほど走りましたが、始動性はNUTECと変わらない印象。
ヘタリも同じく、ただ油温75度からのスムーズさは私のfiat500の場合、
こちらに軍配が上がる?かも知れません。
登坂時にもわざと少しエンジンに負荷をかけてみましたが、
トルクが落ちてオイルが抜けるような感覚は無しでした。
もちろん気温・空気密度・その日の「精神状態」…で感じ方は変わると思いますので
もう少し距離をかせぎ、色々感じ取ってみるのも楽しみです。
LADO TAPIA_a0152288_173699.jpg
次回交換時、どの程度の粘り気を維持しているか…それも楽しみです。
*主治医もまだ勧めている訳では無く、テスト中のようです。
# by fotografiat500 | 2010-03-21 01:15 | メンテナンス