MOtoROKR EQ7

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以前、私のfiat500には音楽環境が無いことを書きましたが、仕事での待ち時間や
遠出した際に少し「音」が欲しくなることが多く、heyさんのblogを読んでコレやっ
と思いオークションで安価にて購入してみました。形状とサイズ、色合いも良く
音質、帯域はこのサイズにしては良く満足している次第です。
何よりもBluetoothで接続出来るというのはiphoneを使用して音楽を
聞く人間にすれば、ipodにもなるし、このスピーカーが受話時にハンズフリーの
ヘッドセットにもなるという恩恵にも授かれることは大きいです。
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デジタルデバイスというものは、何かしら足かせがあったり
融通がきかなかったり、少し前まではデジタルデバイドなんて言葉が
生まれてくるように、少々使いづらい部分がある過渡期の物だと
思いますが、その辺りは無理せず「愛すべきアナログ」を使用した方が
効率よく物事をこなせる場合もあるような気がいたします。
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そして決定打となったのは「JBL」という付加価値でした。
私が所謂「洋楽」を聴くようになったのは小学生の頃でありますが、
何もカッコつけて聴くようになった訳では無く、その頃に新星の如く現われ
ちょっとやんちゃな諸先輩に人気だった「暴威」や、既に散会していた「YMO」や
「斉藤由貴」なんてアイドルまで、私もリアルタイムで聴きたかった、
というのが心情です。しかし、
その頃の音楽環境全権を握っていたのは従兄弟のGちゃんでありました。
私はその頃の親族の中で一番年下であり私が6歳の頃、Gちゃんは既に
14歳であり8才の差があった訳ですが、1980年代初頭の新品のスポンジのように
まだ私が汚れていなかった頃に、刷り込みのように聴かされたのが
the whoやディープ・パープル、ジミ・ヘンドリックスにポリス、
ティナ・ターナーにシーラEに…という、今でこそ感謝していますが、
当時は何も解らずただ言われるがままにLP盤を貸してもらい、
せっせとカセットに録音したものです。
(気に入ったアルバムはメタルカセットでしたが音が割れたような記憶があります)

その従兄弟のGちゃんがアンプセットで使用していたのがJBLのMODEL 4311の
アルニコというスピーカーであり、鼻水を垂らしたガキながらも
その臨場感と生音の様なぬめりに驚いたものでした。
それ以降「JBL」というブランドは私の中で至高のものとなり、現在まで
そのような高価なスピーカーとは縁がありませんでしたが、このJBLのロゴを
見て哀愁とバブルの幼少時代を思い出した次第であります。
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そんな似非音楽少年は、父親が大切にしていたSONYのZILVAP CF-6500を奪い取り、
Gちゃんから借りたLP盤をアンプセットでカセットに録音し、このテンピュールの
枕の様なドでかいラジオカセットを用い、深い音の世界にのめり込んで
いったのでありました。(CF-6500は今でも実家に大切に置いてあります)
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そのJBLの紋章が施されたモトローラ社製のMOtoROKR EQ7でありますが、
バタバタ走るfiat 500の車内でも充分に音として楽しむことが出来、
尚かつAC電源でも単三でも使用出来る利便性からお得な買い物だと感じました。
個人的にfiat 500にお乗りの方にはお勧めだと感じました。

しかし私個人としては如何せん今まで純粋に聴いて来たE/g音が「刷り込み」となり
音楽によって阻害されることにより、毎日乗る度に確認していた機関の異音や変化、
外部からの情報が驚く程に耳に入って来なくなったことに違和感を感じました。
「音」というもののデリケートな構成とある意味、目以上に周辺の情報を伝えてくれる
機関としての重要さを改めて知った次第であります。
fiat 500には殆ど毎日乗っている訳ですが、1日たりとて同じ調子の日はありません。
本調子が出ていると素人ながら感じるのは4回に1回ぐらいでしょうか。
勿論気温や湿度の変化、ドライバーの体調や道路から伝わる負荷の変化、
様々な要因は考えられますが、耳はやはり素のままで残しておくほうが
ドライブ時の環境としては私の好みであります。
ですが、久しぶりに車内で聴いたSpandau BalletのTRUEはいいものでありました。

+例外としてパートナーとの遠出時の休憩やデイキャンプの際は、音楽を
 良い音で楽しめる良き友となってくれそうで期待しています。
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by fotografiat500 | 2010-11-17 19:50 | パーツ