「バタバタと…」なんてことは、大抵の場合言い訳ですが、ここ数年無かったほどの、
クルマとの距離を置いていた時間。公私ともに忙しかったのは事実ですが、
それはそれとして言いたい事は「ブログはやめてません」ということであったりします。
そして、その意味は「fiat 500飽きてません」ということとイコール:-)
上記の写真、本日の夕方に主治医のガレージで撮影したものですが、いよいよ
このエンジン形状も見納めになる時がきました。上部ルーバーから空気を吸い込み
ダクトを通った後にエアフィルターを駆け抜け、その後weber製28パイのキャブに
到着し混合気となり燃焼し排気する一連の作業は、fiat 500のE/gを
fiat 500たらしめる為に必要な重要な時間でありますが、その必要である作業が
もたらしたデザインというのは、やはり素晴らしいものであると再確認した期間でした。
「デザイン」は例えばプロダクトであったり、広告、写真、グラフィックに建築と
あらゆるクリエイティビティによって生まれ得るものかも知れませんが、
このE/g形状は技術者でも無く、ダンテ・ジアコーザでも無く、所謂有機物(人間)
が創造したものでは無く、上に記した一連の「必要である作業」という無機物の
意志が創り出したデザインとも言えるのかも知れません。
そしてもうすぐ積み替えられるであろう次期エンジンも
とても素晴らしいデザインになるであろうと確信しています。
18日のジムカーナには新しい心臓と共に、そして
参加される皆さんと共に心行くまま楽しみたいと思う月末でありました:-)