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2012 euro cup rd.3 / ex run
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5月27日(日)ユーロカップ第3戦、エキサイティングランに参加しました。
本当は4月の第2戦にも参加する予定だったのですが、私の不注意により足に
怪我を負ってしまい、参加料を無駄にしてしまう始末。
今回ご一緒したのは、カメロンパンさんroadkingさん
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当日の天気は良く、路面のコンディションも抜群だったと思います。
セントラルサーキットは昨年11月の第5戦以来。その際の仕様を纏めてみると…。

エンジン…
650cc / 110F型ヘッド(オートマイスター製 超軽量ビッグバルブ)
/ 80度ハイカム / weber 28 IMBキャブ

足回り…
4.875から4.333ファイナルへのハイギアード化。
フロント→市販品ダウンリーフ  リア→オートマイスター製ハードスプリング
10インチスチールホイール(165/70/10 DUNLOP R7)


更にこれまでの走行記録を覚え書きとしても記したいと思います。

1 / 初走行2010年9月第4戦…2分18秒641
2 / 10年10月チャオイタ  …2分11秒237
3 / 11年2月第4戦     …2分11秒170ココまでノーマルヘッド
4 / 11年5月第5戦計測器不調のため未計測。→ココまで145ラジアル
5 / 11年10月チャオイタ  …2分05秒390
6 / 11年11月第5戦    …2分05秒618

そして今回新たなエンジンをオートマイスターさんに組んで頂きました。
詳細はこちらに既に記していますが、緑字との仕様の大きな違いは
排気量は738ccへ。オートマイスター製の超ビッグバルブ1ポートヘッド、
クランク・ハイカムの変更とキャブの大径化(40 DCOE)でしょうか。
この仕様になってから、勿論体感出来る程の加速の違いと、吹けの
良さだけではない、たっぷりのトルク感を味わうことが出来、エンジンの
スープアップの確信から今回のユーロカップは密かに昨年のチャオイタからの
-5秒更新の2分切りを目論んでいました。

当日は2回走るつもりだったのですが、諸般の事情で午後前からの1回走行。
「今日は1回です」とroadkingさんに伝えた時の驚いた顔が忘れられません…。
(ちなみにカメロンパンさんも1回でした)
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そのお陰と言っては何ですが、roadkingさんの気持ちよい走りを見る事ができ、
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久方ぶりにセントラルで28ばんさんの中も外も一新したベローチェを拝見でき、
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Fさん+チビジュリエットさんにもご挨拶と出走前の談笑を楽しみ
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イタジョブでも毎度気になっていた青い戦闘機、だいごさんとも
改めてお話しする機会がありで、充実した待ち時間でありました。

さて肝心の走行ですが、今回は車載動画もばっちり対策を施していたのですが、
いざ出走の際に録画ボタンを押しても無反応。帰宅してから解りましたが、
ゲートオープンからパドック駐車までのどこかで、なぜか録画ボタンが
押されていたようで、車内から談笑する姿だけが永遠撮影されていたという、
何とも言いようのない呆れるバカっぷり…。
バッテリー+メモリ不足の為、今回も車載動画は無しです。
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結果はベストラップを2秒207だけ更新し2分03秒183という不甲斐なさ。と言うのも
このエンジンの仕様ならば2分切りは充分可能な範囲であったのに、機械は
変わってもヒトが変わらない故のこの結果でありました。
ホームストレートで-1秒、バックストレートで-1秒。
車速が上がった分これで稼いでますが、コーナーでのテクニカルな要素は
何一つ上達しておらず、というのが目に見えて解ります。

新しいエンジンで初めて走ったサーキット。
感触としてはドライビングが難しくなったということでしょうか。
ただしそれは私の様な何も考えず、フィーリングで運転するような無精者に
言えるだけであり、fiat 500というこの「愛車」とも言えるエンジンの鼓動と
タイミングがシンクロすれば驚く程のポテンシャルを発揮してくれることが解りました。

ストレートの伸び、それはバックストレートから3コーナーへの突っ込みが
全く違うことで解りました。今までは3コーナーから登坂になるため、
少々のオーバースピードでも登坂により車速が自然と押さえられた訳ですが、
その勾配をものともせず、グングン車速を上げて行くようになりました。
よってその後、のぼりストレートから5・6コーナーの緩やかなS字ゾーンは
必然的に車速が上がり、コントロールが以前と比較してラフな状態では
とても追いつけず、シビアになったことは事実です。しかしそれはやっと
「普通のサーキット走行」というものを体感出来ただけなのかも知れません。

その反面、コーナー立ち上がりの如何ともし難い非力さは無くなり、
踏めば呼応してくれるストレスの無さには感動すら覚えました。
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今回はこのADVAN 032RのSタイヤで参加する予定でしたが直前に以前の
ダンロップR7に変更することにしました。その理由としては145から165に変更した際の
グリップ力の上昇に満足し、ずっとダンロップのラジアルで走って来ているという慣れ、
そしてある程度滑らせることによる横転という危険性の回避という部分からでした。
そして見た目をどう見ても、接地面積ではR7の方が勝っており、これでも
充分でないかと言う部分を自分でも確認したかった為でもあります。
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650ccライトチューンであった以前のエンジンの際は全くもって安心し、
走行に不安無くしっかりと力強く路面を掴んでいる感触だったこのタイヤ。
738ccになり各部様々な変更を行なった今回のエンジンでは、ある意味パワーを
使い切れない不安要素とストレスを感じ、再度145の時の不安定感を感じたのは事実。
しかし今回のことでこのタイヤでは私個人的に、そして私の車両の場合では
サーキット走行にはスペックに問題があると自身で感じる事が出来ました。
(遅過ぎって聞こえてきそうですが…)

今年のチャオイタまでに走行出来るのは9月のみ。
それまでに今回のパワーフィールを復習し、更に次回はSタイヤを新調して、
どの程度の違いが感じられるのかを確認したいと思います
by fotografiat500 | 2012-05-29 16:28 | autodromo
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